ベトナムから“生”の情報を発信する杉田氏にインタビュー!
『ベトナムスケッチ』は月刊の雑誌なので、杉田氏の日常もそのスケジュールと共に動いている。
毎月後半から初旬に次号の特集などの企画を立案。月の半ばが締め切り。それが終わるホッと一息つく間もなく出張を含めた取材。その後、記事書きや誌面のデザインの指示などをこなし、再び月の頭に戻る。これ以外にも、ベトナム関連のガイドブックや雑誌企画の取材、日本から来る取材陣のためのコーディネート業務なども行っている。
週末にも仕事をするのが普通の超多忙な日々だが・・・。
「結構、仕事べったりな性格なので苦にはなりません(笑)。趣味としてやりたいことはいろいろあるのですが時間がなく、まったく実現してません(笑)。強いていえば、仕事ですが取材旅行が良い気分転換でしょうか」
以前は毎月ベトナム各地へ1週間前後の出張取材に行っていたという杉田氏。
中でも最もお気に入りの町は北西山間部にあるサパ。多民族国家ベトナムの主流であるキン族のほか、モン族やザオ族など数多くの少数民族が暮らしていることで知られている場所だ。 また、少数民族の村々をめぐったり、インドシナ最高峰の山 であるファンシーパンへ登るトレッキングツアーなど、大自然を感じるツアーが観光客に人気だ。
「街の市場には色とりどりの民族衣装を着た少数民族が店を出しています。彼らの衣装は藍で染めた麻布で織られた服。虫除けにもなる藍染めの衣類は、山で暮らす彼らにとって欠かせないもの。その藍が実は日本で言う「琉球藍」なのです。もともと、原産は東南アジアとされています。しかし、日本では琉球藍による藍染めは、その技術の難しさと後継者不足から、今では数が少なくなっているもの。それが今なお彼らの生活の基盤として残っているのを直に見ることが出来るのです。ベトナムには、まだまだ多くの知らない文化があり、しかもそれらが日本とつながっていることに感心させられもしました」 






