ラオスで日本の人たちに快適な旅をして貰いたい、伊東氏にインタビュー!
伊東氏がラオスにやって来たのは2006年の夏。
大学時代にアジアを一ヵ月半程回った経験はあったが、ラオスまで足は伸びなかった。この国に関する情報はほとんどゼロ。「社会主義国」という名前が恐ろしく響いた。
飛行機がビエンチャンの空港へと着陸態勢に入った。周囲は森ばかりで何もない。
実際に町中へと足を踏み入れた。
ラオスの首都であるビエンチャン、にも関わらず高層ビルも商店街もなく、どこがメイン・ストリートだか分からない。その上、道路は工事半ばだったり、舗装がなかったり。
「えらいとこに来ちまったな・・・」
それがラオスの第一印象だった。
伊東氏がラオスへ飛んで来た理由は、実弟の邦将氏を助けるためだった。
邦将氏は、2001年、アンコールワット遺跡で有名なシェムリアップで、日系旅行会社ハッピー・スマイル・ツアーを立ち上げた。日本人らしい行き届いたサービスで業績好調。
勢いに乗り、2006年2月にはラオス部門も開設し、ビエンチャンにオフィスを構えた。当初、邦将氏の奥方がマネージメントを担当していたが、妊娠出産のため日本へ帰国することに・・・。
そこで、伊東氏の出番と相成ったのである。
最初こそ未知の遭遇のようなラオスとの出会いだったが、人々の性格は良かった。裏表のない純朴さが心を打った。
「例えばこんなことがありました。
会社のスタッフの一人が通勤途中にバイクで事故に遭ったんです。そうしたら親戚やら友達やらが50人くらい病院に駆けつけてきまして。まあ、ただの脱臼だったんですけど(笑)。こういった絆や温もりが彼らにはありますよね。日本からのお客様が“昔の日本そのままだ”とよく感想を言われます」







